鈴木雅晴税理士事務所 スズキタックス

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渋谷で広大地!?

2014年6月10日

「広大地って田舎の土地の評価でしょ?」と言ってる税理士先生がいました。
「いやいやいや。渋谷で広大地成功した事例ありますけど。」と言うとものすごく驚いていましたが、東京23区内でも広大地評価は良くやります。

でもさすがに渋谷区での広大地評価はなかなか面白かったです。

そもそも広大地評価というのは、字のごとく広い土地(約500㎡以上)で、そんなデカい土地を一個人が買うには良いお値段すぎるので、100㎡ずつくらいに戸建を建てて分譲して売却することになります。そのとき、奥の土地に通じる道を作ることがあるのですが、その道の部分は売れずに価値がなくなってしまうので、500㎡丸々売れる土地と、500㎡のうち100㎡は道になって残りの400㎡しか売れない土地では同じ評価額というワケにはいかないので、減額してあげましょうというものです。広大地に該当するだけで40%くらい安くなりますから納税者にとっては死活問題です。

広大地評価には実際に分譲した場合のイメージ図を作ります。どんな感じの道を作るのか、というのは地域ごとに条例で決められていることが多く、「道の幅は4m以上にすること」などが定められています。なので、役所に行ってその条例を聞き出したりするのですが、渋谷区に調査に行ったところ「ありません」という一言でした。「え??」…と、いきなり行き詰まってしまったのですが「すべて都市計画法に準じてください」ということだったので、渋谷区としての基準はないものの、基本法である都市計画法が参考になりました。

また、分譲の事例を探したところ、これも「ありません」。やっぱり…。渋谷区みたいな都心ではマンションが主流で、戸建分譲なんて事例はほとんどないですよね。でも、ほとんどないどころか「渋谷区には全く事例はありません」と言われた時には驚きました…。

でもめげずにイメージ図を作り、更正の請求(税金返して!というお願い)を出したところ、税務署からの連絡もなくすんなり納税者の預金に税金が返ってきたのです。「なんかすごい金額が税務署から振り込まれてるんですけど」と納税者から言われて知るというサプライズでした。

都心だからというだけで広大地を諦めていたら勿体無いことしているかもしれませんよ!?

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